「クラブDJって何もしていないの？」
「実際クラブDJって何しているの？」
こういった疑問に答えます！
もくじ
１．最近のクラブDJはほぼ何もしていないです。
２．クラブDJの最も大事な仕事は、フロアの空気を読んで選曲することです。
この記事を書いている私は、DJ歴5年以上。
DJBarで毎週末イベントでプレイ、定期的に渋谷のクラブイベント等にDJとして参加していました。
※そもそもDJとは何か？が気になる人は以下をご覧ください。
＞DJとは音楽を繋いだりアレンジしたりする人です。【DJ見るのが早い】
それでは「DJは何もしていない？」に関して解説します。
最近のクラブDJはほぼ何もしていないです。
結論として、最近のDJはほぼ何もしていないです。
※ここでのDJは、クラブDJを指します。
クラブDJの仕事は主に以下に分類されます。
・曲を選択/再生
・次の曲を選択
・次の曲をMIXでつなぐ場合、BPM合わせを行う
・曲をつなぐ
・繰り返し
このうち、曲をつなぐ作業は、ソフトウェアの発展により、
ほぼ自動化されることが多くなったので、
クラブDJの仕事は選曲するのみとなってきています。
ほぼ何もしていない、という意味は上記の通り、DJブース上でやることがない、ということです。
昔はMIX等の曲のつなぎを一生懸命やらないといけなかったので、
プレイ中は忙しかったです。
常に、次の曲を考えて、きれいにつなぐためにBPMを合わせる作業など、
やることがたくさんありました。
それが、技術の進化によって、BPMを合わせる必要がなくなったり、もっというとつなぎ作業も自動でやってくれます。
そうすると、DJはプレイ中にやることがほとんどないんですね。
強いて言うと、フロアの様子を見て選曲を考える、ということ、これに注力できるわけです。
選曲は重要です。
フロアを生かすも殺すもそれ次第です。
MIXなどのつなぎ作業は二の次です。
従いまして、最近のDJは昔よりやることがなくなった、という意味で「ほぼ何もしていない」ですが、
言い換えると、大事な作業である「選曲」に集中できるようになり、DJとしてのクオリティは上がっていると考えてもいい気がします。
以上のとおり、最近のDJはほぼ何もしていないです。
クラブDJの最も大事な仕事は、フロアの空気を読んで選曲することです。
結論として、クラブDJの最も大事な仕事は、フロアの空気を読んで選曲することです。
技術の進化によって、クラブDJの仕事はほとんどソフトウェアがやってくれます。
そのため、DJは選曲に注力することができるようになりました。
※最近はAI技術の発展によって、選曲すらもやってくれそうですが。。
選曲は、DJの仕事の中で一番大事です。
これがスベるとお客さんは帰ってしまいます。
なので滑らないようにお客さんの好みを探る（空気を読む）ことが非常に重要です。
体験談：
昔、DJ初心者だったころ、とにかくMIXを練習しまくっていました。
ゲームみたいなもんですよね。
きれいにBPMを合わせて、サブ終わりに被せて、
フェードイン、フェードアウト、イコライザーも調整したりして、、、
というように、MIXをとことんこだわってやっていました。
その結果、バー等のお店でDJをやらせてもらった際は、
「初心者の割に上手いね！」
とか言われたりして調子づいていました。
しかし、その時はまだ、選曲のセンスがなく、
受けるであろう鉄板ネタをあらかじめ用意して、
現場では用意した選曲リスト通りにプレイしていました。
当然、鉄板ネタだから一定のお客さんは盛り上がってくれましたが、
その時その瞬間のフロアの空気に臨機応変に合わせた選曲、ということができなかったんですね。。
当時はそういうこともピンと来ておらず、、
バーのマスターに、あんな曲こんな曲やれ、と言われてもすぐリクエストにこたえられなかったんです。。
そんなある日、
ベテランのDJがプレイしていた時のことです。
そのDJはお酒でべろべろになりながらブースに入り、プレイ直前までお客さんと会話していました。
大丈夫かなぁと思いましたが、
プレイが始まると案の定、MIXのクオリティが低かったです。。
BPMが若干ずれていることがわかるレベルでした。。
しかし、次の曲へつなぐスピードが速く、
また、お客さんの雰囲気を見て、（というかお客さんのリクエストを聞いて）、その瞬間で選曲のつながり、ストーリーを作り上げていっているようでした。
案の定、フロアは大盛り上がり！
BPMのずれなど、MIXのクオリティがいまいち、ということなんてほぼ関係なし、と感じました。
選曲がもっとも重要である、という事実を目の当たりにした瞬間でしたね。。
以上のとおり、クラブDJの最も大事な仕事は、フロアの空気を読んで選曲することです。
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