「DJが扱う音楽のジャンルについて知りたい」
「初心者DJはどのジャンルがオススメ?」
こういった疑問に答えます!
もくじ
1.DJが扱う主要な音楽ジャンルを4つ紹介します。
2.初心者DJはR&Bから始めるのがオススメです。
この記事を書いている私は、DJ歴5年以上。
DJBarで毎週末イベントでプレイ、定期的に渋谷のクラブイベント等にDJとして参加していました。
※この記事での「DJのジャンル」については、あくまで方針を示すモノです。
mixの細かいテクニックの練習方法などについては、
別記事に記載していますので、ぜひ参照してみてください
※そもそもDJとは何か?が気になる人は以下をご覧ください。
>DJとは音楽を繋いだりアレンジしたりする人です。【DJ見るのが早い】
それでは「DJのジャンル」に関して、実体験に基づいて解説します。
DJが扱う主要な音楽ジャンルを4つ紹介します。
ここでは、DJが特に扱う主要なジャンルを4つ紹介します。
①Hiphop
DJと言えば、Hiphopですね。
Hiphop文化の4大要素の1つがDJです。
※ちなみに、他3つは、ラップ、ブレイクダンス、グラフティです。
DJはHiphop文化から生まれたのです。
なので、音楽ジャンルであるhiphopは、DJのためにあるジャンルというわけです。
「どんな音楽なの?」
と言われると、、、まぁラップですよね。(笑)
基本的には、耳に残る電子音メロディーにラップを乗せてる感じですね。
また、サビ部分ではキャッチーな歌を入れているパターンも多いです。
HiphopのDJやるならスクラッチや2枚使いも重要ですね。
1回のプレイの中で1,2回、入れれたら十分だと思います。
また、Hiphopというジャンルでもその中でもさらにジャンルは細分化されます。
基本的にはアメリカの文化ですが、主に年代で別れますかね。
80年代、90年代、2000年代、2010年代、ぐらいで大きく分かれている気がします。
80年代はファンクミュージックと言われる方が多いかもしれません。
ブレイクダンスも実際はファンクミュージックで踊る方が多いイメージです。
※最近はそうでもないかもしれませんが。。
90年代は、Hiphop黄金時代とも言われています。
この時代は本当に良いHiphopミュージックが生まれたと思います。
アメリカの西部で流行ったhiphopはウェッサイと言われ、
それに対する東部で生まれたhiphopはイーストサイド、
そして、東西抗争というギャングによるディスりあいの文化が生まれました。
有名な話ですが、それによって、西の2Pac、東のNotorious B.I.Gが銃撃によって死亡しています。。
また、サウスhiphopやチカーノなど、まだまだいろんなジャンルが生まれ、
2000年代も多くのhiphopが生まれました。
2010年代になると若干hiphopは下火になりつつありますが、
まだまだ新たな進化を続けている状況です。
②R&B
DJにとってR&Bは非常に大切なジャンルです。
何故か?
DJはフロアを盛り上げるために、音楽によって場の緩急を作り出す必要があります。
緩急をつけるためには、盛り上げる曲はもちろん、逆に少し勢いを落とす曲も必要になるということです。
その役割を担うのがR&Bです。
※あくまでR&Bの一つの機能です。
というのは、R&Bの特徴として、他ジャンルと比較して、しっとり落ち着いたイメージの音楽だからです。
おそらく、アーティストの歌を全面に出したジャンルであることが一つの理由だと思います。
そういった特徴から、DJイベントの開始直後の時間帯だったり、一旦盛り上げた雰囲気を落ち着かせるためだったりに、
非常に活躍してくれるジャンルとなっています。
ちなみに、90年代のR&Bは良い楽曲が多いです。
③レゲエ
南国を思わせるなんとも不思議なふんわりした雰囲気を作り出してくれるジャンルですね。
また、ダンスホールレゲエとなるとアゲアゲの雰囲気を作り出します。
レゲエもさまざまなジャンルに細分化されます。
スカ、ロックステディ、ラバーズ、ダンスホール等々。。
歴史も古く、60年代ぐらいから始っていると言われます。(もっと前にもあったのかな。。)
また、レゲエのDJはだいたいDJとセットでMCがついてくることが多く、
サウンドと言われるチームでイベントをこなすことが多いです。
このMCはDJの選曲を都度紹介するようにパフォーマンスをし、フロアを盛り上げてくれます。
なので、レゲエのDJは選曲に専念するので「セレクター」と言われたりもします。
④EDM
とにかく上がるジャンルですね。
最近では一番人気のジャンルだと思います。
海外では特に人気があり、EDMの有名DJがめちゃくちゃデカいイベントで回すと人もめちゃくちゃ集まって、死ぬほど稼ぐという。。。
中毒性があって、煽るように盛り上げるリズム、メロディー、それらを上手く組み合わせるDJ、
まぁ誰でも好きになっちゃいますね~。
初めてクラブに行く人はだいたいEDMを体験することになると思います。
EDMを扱っているクラブがほとんどでしょうから。
体験談:ジャンルによって客層も全然変わる話
基本的に、EDMを扱うクラブイベントが多いですね。
EDMは誰もが好きなので、いろんな客層だと思いますが、多くは若者のイメージです。
いわゆるパリピですね。テキーラ飲んで騒いでいるイメージです。。(笑)
また、クラブ初心者もだいたいEDMのイベントが多い気がします。
Hiphopはどちらかというとクラブ玄人が多い気がします。
ダンサーも多いような気がしますね。
クラブ文化を愛しているような人間が多いです。
年齢層は30代~40代が多いかもです。要は90年代のhiphop黄金時代を若いころに経験している人種です。(笑)
R&Bは女性が多い気がします。
ただし、R&B限定のイベントってあんまりない気がします。。
Hiphopイベントの前半とかでR&Bが多いという感じですね。
レゲエは独特な雰囲気ですね。
本当にレゲエ文化が好きな人が雰囲気を作り上げている感じですね。
これは若者から年配まで様々です。
ボブマーリー愛が強い人たちがたくさんいる感じですね。
以上、DJが扱う主要な音楽ジャンルを4つ紹介しました。
以下の記事も併せてご覧ください。
>>R&BもDJの選曲対象です♪【90年代がお勧め】
初心者DJはR&Bから始めるのがオススメです。
結論として、初心者DJはR&Bから始めるのがオススメです。
理由を説明します。
①BPM遅め
初心者はまずMIXをしっかりできるようになることが課題です。
MIXを丁寧にやろうと思うとBPM遅めの曲でやるのがオススメです。
R&Bの楽曲は他ジャンルと比べて遅めの曲が多いです。
なので、初心者DJはR&Bがオススメです。
②嫌いな人少ない
自分の経験上、R&Bが嫌いという人はあまり会ったことがありません。。
だいたいみんな好きなんです。
自分のプレイの場で、選曲のジャンルで客を不快にさせる(好感を持たれない)こともあるんですね。
R&Bはだいたいの客層に受け入れられるので、
初心者DJにとっては非常にやりやすいジャンルなんです。
③イベントの早い時間に使われがち→初心者枠
R&Bはしっとり系のジャンルです。
盛り上がる楽曲もありますが、どちらかというと落ち着いてしっとり聞かせる系の音楽です。
これは、DJイベントの序盤などで使われることが多いです。
となると、イベントの序盤っていうのは初心者DJが活躍する時間帯なんですね。
イベントの方針はいろいろあるでしょうが、
だいたい序盤はR&Bとかしっとりした音楽から始めるもんです。
そして、初心者DJを割り当てるなら真夜中のピークの大事な時間帯より、
まだお客さんもまばらなイベント序盤が最適です。
であれば、初心者DJはR&Bを扱った方が良いというわけです。
体験談:R&Bを集めろと指示された話
私が初心者だった当時、バーでDJイベントに参加させてもらっていました。
私はhiphopを専門にしていましたが、
そのバーのマスターは私に、
「とにかくR&Bを集めろ」
と言い続けました。。
理由は上記で述べたとおりです。
・嫌いな人が少ない
・イベント序盤で使うことが多い
・初心者はイベントの序盤で使う
最初は、抵抗がありましたが、
R&Bをやっているうちにかなり好きになりました。
また、お客さんも気に入ってくれる人が多かったです。
「R&Bすげー」と何度も思いました。
その名残で今でもR&Bは大好きです。(笑)
よくある質問:どんなR&Bがいいの?
90’R&Bです。
特に女性シンガーが良いですね。
例えば、
TLC
SWV
Janet
monica
Elisha La’Verne
Mary J Blige
joy enriquez
Around the way
等々
聴けば一度は聞いたことがある!と思うはずです。
以上のとおり、初心者DJはR&Bから始めるのがオススメです。
DJを始めてみたい方は、まずは教えてくれるDJやスクールの先生に確認してみることをおすすめします。
DJスクールの始め方については以下記事をご覧ください。
>>DJスクールへ通う手順を説明します【コスパのいい(無料)方法も掲載】
そのほか、
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