「アナログDJって何?
最近のDJと何が違うの?」
こういった疑問に答えます!
もくじ
1.アナログDJはアナログレコードとターンテーブルを使うDJです。
2.アナログDJをやっていれば他のDJにもすぐなれます。
この記事を書いている私は、DJ歴5年以上。
DJBarで毎週末イベントでプレイ、定期的に渋谷のクラブイベント等にDJとして参加していました。
※そもそもDJとは何か?が気になる人は以下をご覧ください。
>DJとは音楽を繋いだりアレンジしたりする人です。【DJ見るのが早い】
それでは「アナログDJ」に関して、実体験に基づいて解説します。
アナログDJはアナログレコードとターンテーブルを使うDJです。
結論として、アナログDJはアナログレコードとターンテーブルを使うDJです。
ターンテーブル(レコードプレーヤ)2台と12インチのレコードを使って、
曲を繋ぎ合わせていくDJです。
DJといってもいろんな種類があってよくわからないですよね?(笑)
そのあたりの違いを簡単にアナログDJを軸に以下の通りまとめてみました。
CDJとの違い
・レコードの代わりにCD
・ターンテーブルの代わりにCDJ・・・CDを挿入でき、ターンテーブル上でレコードをコントロールすることを模した装置
※音源であるCDはアナログレコードより持ち運び安いが、DJのテクニックについては、アナログDJとはかなり異なる(CDJの装置の癖もある)。。
CDJの仕様によって操作感は異なるので、クラブに置かれているCDJによってやりやすい、やりにくいが発生する。(さすがに持参は厳しい。。)
PCDJ(SeratoDJ)との違い
・レコードの代わりにPCからのデータ音源
・ターンテーブルはアナログDJと同じ・・・(PCの音源コントロール用のレコードを操作する)
※音源は全てPCにあるので持ち運びはCDJよりも優れている。DJのテクニックはアナログDJのそれを継承できる。(曲の頭出しなどはアナログより簡単)
さすがにターンテーブルはどのクラブにもあるので持参することはない。(多少メーカーが異なるが、Tecnics、Pioneerが主流)
コントローラDJとの違い
・レコードの代わりにPCなどのデータ音源
・ターンテーブルの代わりにコントローラと呼ばれる操作盤を使用
※音源は全てPC等のデータとして持ち運べるのでCDJよりも優れているが、クラブに同じコントローラが用意されているとは限らないので、
自前のモノを毎回持参しなければならない可能性あり。
DJのテクニックについてはアナログDJとはかなり異なる(コントローラの癖もある)。。
体験談:PCDJを初めて体験した時の話
アナログDJでずっとやっていた当時、
PCDJが少しずつ流行りだしていました。
PCDJと同じでまた機器によって操作感が変わるからやりにくいんだろうなぁ。。
って思っていました。
あるイベントでDJの1人がPCを持参してプレイしようとしていました。
とても興味があり、じっと見ていました。
見ていて思ったのは、端的に言えば、すごくスマート!
アナログDJの場合、プレイ中、結構忙しいんですよね。。
次の曲のレコードを探したり、曲の開始させたい位置を探したり等。。
PCDJの場合、そういった作業が全くないようで、ずっとPCと向き合いながら何かしら操作していたんです。
プレイ自体は全く問題なく、むしろアナログDJでできるプレイを省エネでやっているようでした(笑)
イベント後に少し触らせてもらったところ、本当に驚きました。。
BPMを自動で合わせたり、曲の頭出し操作が一瞬だったり、もちろんPCに全ての音源がありますから、
物理的なモノより膨大に所持、しかも探すのも検索するだけだから一瞬。。
アナログDJがやっていた大変な作業が超絶楽になる!とうことがわかりました。
何か悔しかったので荒探ししようと考えたところ、思いついたのが、
PCDJに慣れすぎると、DJの職人技ともいえる、BPMを合わせる感覚などが衰退していくんじゃないか?ということと
プレイを交代する際に複雑に接続された配線などを変更する必要があり、トラブルの元になりそうということでした。
まぁテクニックに関しては衰退してもDJできるならいいのかもしれませんが。(笑)
と言いながら後日結局自分もSeratoを買いました!(笑)
よくある質問:アナログDJっていろいろ大変じゃない?
今やアナログDJって少なくなっているようです。
なぜなら初心者がDJを始めるにあたって、
もはやPCDJの方が敷居が低くなっているからと言うのもあります。
例えば、PCDJだと音源は全てデータで所持できる、ということなどですね。
なので、今アナログDJやってますというと大変そうだね?という意見がたまに聞かれます。
実際、PCDJと比べると大変なことは結構ありますね。
音源の移動が大変だったり、ほしい音源がすぐ手に入らなかったり。。
じゃぁなんでまだアナログDJやるの?というと、色々理由はありますが、
レコードへの愛着だったり、データより物理的なモノの存在感が好きだったり、
アナログDJに対してクラブからのニーズがあったり(最近はPCDJが多いのでアナログDJというと客が興味を持つみたい(笑))、
あと、アナログDJでテクニックを磨いていると他のDJへの転身も割と簡単です。
詳細は次の章で。
以上、アナログDJの説明でした。
DJスクールの始め方については以下記事をご参照ください。
>>DJスクールへ通う手順を説明します【コスパのいい(無料)方法も掲載】
アナログDJをやっていれば他のDJにもすぐなれます。
結論として、アナログDJをやっていれば他のDJにもすぐなれます。
なぜなら、CDJ、PCDJ、コントローラDJなどは、全てアナログDJのプレイを模した形で進化したものであり、
基本的にアナログDJのプレイをベースとした操作感になっているためです。
そして、アナログDJの操作で複雑である部分を簡単化されているため、
アナログDJがそれらを操作してみるととても作業が楽になっている感が得られます。
ちなみにアナログDJからそれら進化したDJに転身するのは、ベースがアナログDJを模しているため簡単ですが、
逆(PCDJからアナログDJなど)は難しいです。。
今までボタン一つでできていたことが、自分の感覚だより(アナログDJが普段やっていること)になってしまいますから(笑)
アナログDJ⇒CDJの進化内容の例
・曲の頭出しがボタン一つで可能
・BPMが数値として表示されるため音楽を聴いて合わせる必要なし
・ターンテーブルの操作はアナログDJとは異なるが基本は似ている
等など
PCDJ
・曲の頭出しがボタン一つで可能
・BPMが数値として表示され、さらには次の曲もそのBPMに合わせてくれる
・ターンテーブル操作は同じ(音源コントローラ用のレコードを操作するので)
等など
コントローラDJ
・基本PCDJと同じだが、操作はアナログDJとは異なる。(CDJと同様)
体験談:イベント時に急遽CDJなどを扱った話
私はアナログDJとして活動していましたが、
あるDJイベントにて、急遽機材トラブルかなにかで、
ターンテーブルが使えずアナログDJとしてのプレイができない瞬間がありました。
時間が空くのもあれなので、何とかCDJでできない?
と言われ、しぶしぶやったことがあります。(笑)
音源(CD)もその場にあるものの寄せ集めで。(笑)
他にもDJがいましたが、
コントローラDJだったり、PCDJだけで、BPM合わせるの苦手みたいなDJだったりで、
私がしぶしぶチャレンジしたのです。
すると、やはりアナログDJとしてやっているため、
そのしょぼいCDJでもBPM操作などはそこまで苦じゃなく、(多少音源の操作に苦労しましたが。。)
なんとかプレイできました。
この時、アナログDJとしてプレイしてきた成果があったのかなと思いました。
まぁそんなにCDJしか使えない瞬間ってないかもしれませんが(笑)
よくある質問:結局どのDJスタイルがいいの?
結論、全てできた方がいいです。(笑)
なぜなら、体験談にもあるようにどんな場面にも対応できるからです。
対応できれば、DJとして重宝され、いろんなイベントに呼ばれたりというメリットがあります。
結局DJの本質は客を楽しませることですから(笑)
私の場合、自分のここぞという場面ではアナログDJとしてプレイします。
他、オーガナイザー等の要望に応じてPCDJなどできるようにしています。
以上から、アナログDJをやっていれば他のDJにもすぐなれます。
興味があればいろんなDJを学んでみてはいかがでしょうか?
DJスクールの始め方については以下記事をご参照ください。
>>DJスクールへ通う手順を説明します【コスパのいい(無料)方法も掲載】
そのほか、
DJの機材について知りたい方は以下をご覧ください。
>>DJ機材はプレーヤ、ミキサー、スピーカー、ヘッドフォンがあればOK【セットだと安い】
DJの始め方について気になる方は以下をご覧ください。
>>DJを始めたいなら、スクール、Bar、SNS【客の前でプレイしたら一人前】
DJが扱う曲について知りたい方は以下をご覧ください。
>>DJは大量に曲を持っていることが重要【定番曲⇒自分好みの曲へ誘導】